【阿蘇山エリア】 根子岳 山がある~山歩き

JAPAN(日本)

 阿蘇五岳中一際目立つギザギザ山・根子(ねこ)岳。
 「涅槃(ねはん)像(寝釈迦)」の顔。
 南側は白川の源流、北側は黒川の源流。
 高森町と阿蘇市の境。

 下の写真は高森 休暇村南阿蘇から見た根子岳

右が東峰側

 西隣の高岳との間の峠がぐんと下がっているので、一続きの稜線というより単独峰のように見える。
 五岳中成り立ちが最も古い。10万年以上前誕生。
  他は約9万年前の巨大噴火よりも後に誕生。

 間の峠は日ノ尾峠(日の尾峠)。

 根子岳のまたの名は猫岳。七面山とも。
 手持ちのガイド本には『どこからみても同じように見えるので、七面山』とあったが、
 ビジターセンターの説明によると、見る角度によって違う姿に見えるので七面山。
 ジェンジェン違うジャン。

 高岳の東に岩場があり、根子岳も浸食甚だしい岩場。
 高岳 - 日ノ尾峠は、
 熊本県の登山情報では依然『通行不可』になっている(2023年8月確認時点)。
  ※ 『通行不可(登山ルートとしての通行を推奨しない)』
 日ノ尾峠 - 根子岳西峰(標高1394m)も同様の扱い。

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根子岳登山

 現在一般登山者が登れる根子岳は東峰。標高1408m。

  •  根子岳東峰 - 大戸尾根 - 根子岳地獄谷避難小屋 - 高森 上色見
  •  根子岳東峰 - 前原牧場 … 大戸ノ口
  •  根子岳東峰 - 箱石尾根、釣井尾根 … 箱石峠

 登った時には山頂に猫
 ではなく
 犬がハァハァしていた。
 野良犬ではなく犬を連れて登ってきた人がいた。
 人もたくさん。
 東の前原牧場からのルートが最短で、登りコースタイムは約70分。
 南の大戸尾根ルートは避難小屋から約80分。

 ※ 今年(2023年)6月末からの大雨で山頂付近に亀裂が生じ、前原牧場ルートと大戸尾根ルートが『通行不可』になっている(2013年8月確認時点)。再開未定とのこと
   北の箱石・釣井尾根ルートのみ通行可

 雨降った後は滑るので難易度が上がる。

 根子岳東峰から東、大戸ノ口方向

 もっと晴れていれば奥に祖母山が見える。

 ススキが目につく9月に登ったが、もう少し後(10月-11月)だったら紅葉に巡りあえた。紅葉シーズンはもっと人が多いと聞いた。

 根子岳東峰(付近)から西、天狗岩
  ※ 大地震(2016年)の後変貌している

うっすら後方は高岳

 ギザギザ稜線の東峰と西峰の間の一際尖っている「鼻」が天狗岩(天狗峰)。標高1433m。
 天狗岩の(天狗のコル)まで道があるものの『通行不可』。
 天狗岩、西峰周辺はロック・クライミングの世界。一般登山者は登れない。
 加えて2016年の大地震で、天狗岩の南側(地獄谷側)が崩落。

 根子岳は浸食し続けている山。

登山メモ

 眺めているうちに登ってみたくなり、
 日ノ尾峠の北のヤカタガウドという登山口から根子岳東峰まで往復した。
 その時(昔)のメモ、メモリー。
 今は『通行不可』になっている。

 ※ 2012年の九州北部豪雨で、ヤカタガウドから登る「谷ルート」は消滅(廃道化)
   途中から分かれる「見晴新道」もあるが、『通行不可』。危険な箇所があるらしい
   「谷ルート」は注意は必要だが、当時危険ルートではなかった

 一応、山の情報は事前に仕入れて、万全期したつもりだったが、
 高森から日ノ尾峠へ向かう林道(鍋の平林道、日ノ尾林道)の入口を見つけるのに右往左往した。
 鍋の平キャンプ村から牧草地の中を車で走り、
 ゲートを開けて閉めて(不法侵入ではない)---

 今は全舗装されているようだが、通った時は途中から石ころゴロゴロで、所々深くえぐれていた。
 車高が高くないので、進むか戻るかしばし悩んだ。
 誰も通りそうな気配がなかったので、車置いて先のほうまで様子見に歩いたりもした。
 日ノ尾峠の北側は特に問題なく通れた。

 この道が南郷谷と阿蘇谷の南北を結ぶ古道で、
 根子岳の東の国道265号が開通した後、廃れたとのこと。

 道の駅阿蘇のHPに「消えた集落、日ノ尾村を訪ねる」という記事(レポート)がある。

 10:00頃、ヤカタガウド登山口着。
 予定より1時間以上タイムロス。

 謎めいたカタカナ地名だが、ヤカタヶ宇土という表記もあり、宇土は谷を意味するらしい。
 仮にヤカタが八方であるならば、浮土、盛土みたいな意味かなとも思うが……。

 ---以下、ヤカタガウド「谷ルート」が埋もれて廃道となる前---
 砂防堰堤群を越えていくと両側から岩壁が迫る薄暗い涸れ谷。
 幽谷だが、“訓練”と称した中高年のグループがガヤガヤ登っていたので、後ついて登った。
  ※ この時私はまだ青年
 左手に眼鏡岩。輪は3つあったが、今は2つ。
 天狗の水場は、涸れていたか見落としたか、分からなかった。
 ガレ場から林の中に入る手前でグループを追い抜いて一足お先に稜線へ。
 11:00頃、天狗岩の着。
 狭いので占領される前に着いて良かった。

 天狗岩の肩から南側、地獄谷

 天狗岩は登れなかった。

 『この先キケン』の先、『止レ』、『キケン』。鎖は途中で宙ぶらりん。
 昔は一般登山者でも登れたらしい。
 ホントかな……。

 天狗岩の肩 - 根子岳東峰
の稜線も現在『通行不可』。
 訪れた時は往復できた。

 根子岳東峰方向

 ヤセ尾根のアップ・ダウンだが潅木が生えているので、しゅこし安心。緊張感もだんだん和らいでいった。
 訪れた時は迂回路(巻き道)が2ヶ所あり、
 うち1ヶ所は小ピークで休んでいたおじさん(2人)が教えてくれたので助かった。
 北側の林の中を迂回。このあたり「見晴新道」合流点。

 1991年の台風で崩れたというもう1ヶ所の迂回路は、標識に従って南側をダウン・アップ。
 ちょっと切れている岩を越えて、ゴツゴツの岩壁を登れば、あとは気楽な草道。
 (だった。この大迂回路周辺が年々悪化しているのかも)

 ニャンッ。
 12:00頃、猫岳東峰登頂。

 道端に咲いていたフウロソウ

 レンジャー曰くイヨフウロ。
 大昔九州と四国の山々は陸続きだった、
 山登る人はロマンチスト、
 云々。

 復路、小ピーク(付近)から天狗岩

あんなところにいたのかよ

 谷下りで“訓練”グループに追い着いて、後ついて下った。

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ふシゼン
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