行政界データからロシア描画

MAP(地図)

 GADM行政界データからロシアの地図描画。

 ロシアの行政区分は、
 オクルグ([連邦]管区) Okrug - 連邦市、レスプブリカ(共和国) Respublika、クライ(地方) Kray、オーブラスチ(州) Oblast’、自治州、自治管区 - ラヨン(地区) Rayon、ゴロド(市) Gorod。

 [連邦]管区は以下8。

  •  中央 ・・・ モスクワなど
  •  北西 ・・・ サンクト・ペテルブルク、ノブゴロドなど
  •  沿ボルガ ・・・ タタールスタン共和国カザニなど
  •  南部 ・・・ ボルゴグラード、ソチなど
  •  北カフカス ・・・ チェチェン共和国など
  •  ウラル ・・・ エカテリンブルクなど
  •  シベリア ・・・ ノボシビルスク、イルクーツクなど
  •  極東 ・・・ ハバロフスク、ウラジオストクなど。日本海沿岸、オホーツク海沿岸はココ

Russia モスクワ連邦市、サンクト・ペテルブルク連邦市、21Respublika、9Kray、46Oblast’、1自治州、4自治管区   
 ※ 一部の境界は以前のまま。()表記

 東端のチュコト半島が経度180°を跨(また)ぐ。

 高緯度なので上の地図では東西が引き伸ばされているが、差し引いても広大。世界最大。1991年以前のソビエト連邦(ソ連)時代はもっと広大だった。
 ソ連の一部だったロシアもまた連邦国家。

 およそ東半分を占めるシベリア、極東がいかにしてロシアの領土となったのか詳しくないが、16世紀以降、毛皮を求めて開拓が進み、17世紀以降、清(シン)国との間に条約が結ばれて次々国境が画定されていった、とのこと。

 上の地図の東の赤色部分は、千島(ちしま) 北方領土
 1855年 日露通好条約。
 北海道の北は日本領だったこともある樺太(サハリン)。

 プリモルスキー(沿海)地方ウラジオストク(ウラジボストーク)市は「東方征服」市。「浦潮」。

 バイカル湖は世界一深い湖。

 モンゴルがシベリア、極東を治めていたら世界も違っていたはずだが、モンゴルのみならずチャイナ、チョウセン(朝鮮)、日本みな極北へ向かうことはなかった。
 極寒。
 だが全くの無人地帯というわけでもなかった。ベーリング海峡を渡るにしてもチュコト半島などを通らなければならない。

 シベリアのタイミル半島がユーラシア大陸最北端。北極圏。
 タイミル半島の北がセベルナヤ・ゼムリャ諸島。一番北のコムソモレツ島は北緯80°以北で、北極探検の出発点(の1つ)として時折その名を耳にする。
 その西のフランツ・ヨシフ諸島のほうが少し北で、ロシア最北。
 その西はスバールバル(ノルウェー海外領)。

 上の地図の西の赤色部分は、クリミア半島。
 ※ クリミア、北カフカス(北コーカサス)の拡大図
 ダゲスタン共和国がロシア最南。

 昨年(2021年)末からロシア-ウクライナ情勢が緊迫化している。
 ウクライナの地図の橙色部分(ドンバスと呼ばれている地域の一部)が、「ノボロシア」で既に「ほぼロシア」状態。
 強気なロシア。
 2014年ソチ五輪の後、クリミアを奪い取った。
 2008年ペキン(北京)五輪の時、南オセチア紛争。
 そして2022年---。

 リトアニアとポーランドの間にある飛地がカリーニングラード州。
 カリーニングラードは旧ドイツ領ケーニヒスベルク。
 この飛地がEU特にバルト三国、ポーランドにとって脅威になる。

 ロシアは多民族国家。
 その中核がスラブ人。
 タタール人が支配していた時代もある。「タタールの軛(くびき)」時代。
 以降の中世からロシアの中心はモスクワ。
 以前の古代、ロシア(古名ルーシ)の中心的存在が(現ウクライナの)キエフ。
  ※ ノブゴロドという都市も中心的存在だった
 ロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人は東スラブ人。
 ちなみに旧ユーゴスラビアが南スラブ人。
 EUの影響力がウクライナ、ベラルーシに及ぶにつれてロシアの態度も頑なになり、地域一帯が不安定化になっていく構図。
 東アジアでたとえれば……
 いや、やめておこう。

 『地球の歩き方(ダイヤモンド社)』によれば、
 『……一見すると、とっつきにくく無愛想でさめた表情の下には、激しく、豊かな感情が秘められていることを常に念頭に置いておく必要がある。』
 『ロシア人は法をあまり重視しない。正確に言えば法というものを信用していない。』
だそうです。
 元来日本人もたいして違わないと思うが、
 平和条約結んでも平和が保障されるわけではない、ということかも---。
 『ロシアのマナー』とか読んでいるとホントかよっと思う部分もあるので、あくまでも参考。

 資源も多い大国なので、見かけの経済規模だけ見て読み違えないよう注意が必要。

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