モンゴルからチョウセン(朝鮮)半島まで地図描画。
GADM行政界データ等を使用。
モンゴル Mongolia
🇲🇳
[外]蒙古(モウコ)
アイマク(県) Aimag + ウラーンバートル - ソム(郡) Sum - バグ Bag。
西はアルタイ山脈。標高4000m超。カザフスタン、ロシア、ウイグル国境。
カザフスタン - アルタイ - モンゴル
が「草原の道」。
13世紀にチンギス・ハーンが現れて、チャイナから大陸西方までモンゴル帝国が支配した。日本の鎌倉時代。
元(ゲン)、ハーン国
モンゴル帝国の都・カラコルムは、首都ウラーンバートルの西。ウブルハンガイ県ハルホリン。
昨年(2021年)、ウラーンバートルの南郊外に新空港(チンギス・ハーン国際空港)開業。
鉄道が南北縦貫。
内モンゴル … ウラーンバートル … ロシア ブリャート
南部は内モンゴルにかけて砂漠地帯。ゴビ砂漠。
内モンゴル~チャイナ東北部
チャイナ領。
内モンゴル北部~黒竜江省北部は、ダイコウアンレイ(大ヒンガン。大興安嶺)山脈。
内モンゴル
行政区分は、
市、盟 - 県、[県級]市、旗。
万里の長城の北。
西は砂漠。
フフホト(呼和浩特)
オルドス(鄂爾多斯)
など
渤海(ぼっかい)へ注いでいる遼河(りょうが)の上流は内モンゴル。
10~12世紀、遼(リョウ)という国が栄えた。
一帯の中心都市は、ウランハド(チーフォン。赤峰)。
(昨年の)日本人の原郷の1つは遼河西部という話の中の
興隆窪(こうりゅうわ)-紅山(こうざん)文化系統 … 夏家店(かかてん)上層文化
の遺跡がこの一帯。
上の話の中のジャライノール(アムール川流域)は、内モンゴル北部・ロシア国境のマンシュウリ(満洲里)。
なお、モンゴル東部、大興安嶺山脈~遼河で活動していた古代民族は鮮卑(センピ)族。
東北部3省
いわゆる満州(満洲)。
満州(マンシュウ)族の地。
古くは渤海(ボッカイ)国の中心地。
※ ここでいう渤海は国名。遼の前
黒竜江(こくりゅうこう)省
ハルビン(哈爾浜)
など
吉林(きつりん)省
チョウシュン(長春)
「満州国」が首都「新京」としたところ。
シュウアン(集安)
など
日本海へ注いでいる豆満江(とまんこう)の周辺は朝鮮(チョウセン)族自治州、自治県。
遼寧省
中央を南北に遼河が流れている。東が遼東、西が遼西。
ダイレン(大連)
遼東半島の先、山東半島の向かい。
アンザン(鞍山)
鉄の町。
シンヨウ(シェンヤン。瀋陽)
タントウ(ダンドン。丹東)
北チョウセン国境。
など
チョウセン(朝鮮)半島
大戦の後、北緯38°付近で南北分断。
ソビエト(現ロシア)とアメリカの対立が続いて統一できないまま70年以上経過。
※ 海外の国・都市なるべく英語かカタカナで揃えたかったので、「コリア」と表記しようとしたが、
南北統一するまでの間、北チョウセン(=北朝鮮)、カンコク(=韓国)と表記しておくことにした
北チョウセン North Korea
🇰🇵
ド(道)、直轄市 + クムガンサン - 市、郡
鴨緑江(おうりょっこう) - 白頭山 - 豆満江
がチャイナとの国境。
ハクトウ(ペクトゥ。白頭)山=チョウハク(チャンバイ。長白)山は火山。
ピョンヤン(平壌) ・・・ 首都
ピョンヤン国際空港 = スナン(順安)空港
ウォンサン(元山)
日本海側の中心都市。
ピョンヤン-ウォンサンが北緯39°。
クムガンサン(金剛山) ・・・ 観光地区
ケソン(開城)
中世の高麗(コウライ)の都。
シニジュ(新義州)
チャイナ ダンドン(丹東)国境。
ラソン(羅先)
ロシア ハサン国境。
Linkいろいろ →
ピョンアン北(平安北)道
トンチャン 東倉 = ソヘ(西海)射場
チャガン(慈江)道
ムピョン[リ] 舞坪[里]
カンコク South Korea
🇰🇷
ド(道)、広域市 + ソウル、セジョン - 市、郡
ソウル
首都。[李氏]朝鮮(チョウセン)の都「漢陽」。
インチョン(仁川) ・・・ 広域市
東アジアのハブ空港。
テジョン(大田) ・・・ 広域市
セジョン(世宗) ・・・ テジョン北の特別市
ピョンチャン(平昌)
2018年冬季五輪開催地。
テグ(大邱) ・・・ 広域市
ケイシュウ(キョンジュ。慶州)
新羅(シラギ)の都。
ウルルン(鬱陵)島
日本海の孤島。
ウルサン(蔚山) ・・・ 広域市
プサン(釜山) ・・・ 広域市
カンジュ(光州) ・・・ 広域市
南~西は島が多い。
チェジュ(済州)島 ・・・ 特別自治道
朝鮮半島の歴史は、
新羅 - 高麗 - [李氏]朝鮮。
新羅以前は三国時代。
古代史絡み等で、今後も時々触れると思う。