【多摩川中流エリア】　東京・府中　ぶらり街歩き、浅間山へ

　武蔵の国の中心・府中。
　神奈川からは鎌倉［街］道・上道、大山道・府中通り、川崎からの府中街道が府中につながっているが、その割には今日、神奈川県央から遠く感じる。
　府中と町田を南北に結ぶ鉄道がないためであろう。

　府中は町田に次いで都内人口第四の都市。

目　次

府中市街
府中の森
浅間山登山
Link、

府中市街

　甲州街道　府中宿。
　国道20号（R20）が甲州街道。
　新宿から府中まで京王線が並行している。

　京王線・府中駅

　歩行者デッキ（府中スカイナード）がある。

　・　京王アートマン
　・　くるる
　・　ル・シーニュ　LE SIGNE
　・　ミッテン府中　MitteN・専門店街フォーリス　Foris
　　　ミッテン府中は2021年OPEN。以前は伊勢丹
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　駅から大國魂神社へ向かう参道が馬場大門ケヤキ並木（けやき並木通り）。

　初詣の季節なので葉は無し。
　大國魂神社の鳥居の前が旧甲州街道。

　▼　神社境内へ

　武蔵国の総社。
　次のページで、総社について、大国魂について。

【府中】　総社について学ぶ　＋　大国魂について考える

今回は総社（惣社）について、また、武蔵国総社である大國魂神社の神様について、学んだこと考えたこと書き並べてみます。総社は律令国家成立後、各国の一之宮（一宮）、二之宮（二宮）、三之宮（三宮）、……諸所の神社の神々を国府の近くに合祀した神社

　５月初旬、くらやみ祭り。

　▼　随神門から中へ、拝殿・本殿

　神社一帯は武蔵国府跡。
　境内にある「ふるさと府中歴史館」にいろいろ史料が展示されている。図書室（宮町図書館）もある。

　府中本町駅
　　神奈川から来る場合、たいていこちらの駅。JR南武線、武蔵野線停車駅。
　　府中駅から離れているが徒歩圏。乗り換えるなら府中本町の隣の分倍河原駅。

　府中駅　－　馬場大門ケヤキ並木　－　大國魂神社　－　府中本町駅

　府中本町側の鳥居の前が府中街道。
　歴史館にあった地図によると旧甲州街道と府中街道の交差点（府中市役所前）が府中宿　本町の本陣跡。
　　※　『府中宿は本町、番場、新宿の三町で構成』

　2021年の東京五輪の自転車（ロードレース）が大國魂神社の境内を走っていたが、
　境内の随神門の前が旧甲州街道よりも前の甲州街道、とある。京所道（きょうづみち）。

　府中本町駅の駅前にも国府関連の史跡がある。
　こちらは別のページに整理しておいた。

【府中】　国府について学ぶ　－武蔵国府－

埼玉、東京および神奈川の東、川崎と横浜の一部が昔の武蔵（むさし）国。神奈川の多摩丘陵から西が昔の相模（さがみ）国。日本の昔（古代）の行政区分は、国　－　郡　－　郷。今は都道府県　－　市、郡および郡　－　町、村

　東京競馬場
　　JRA競馬博物館

　京王競馬場線
　　東府中　－　府中競馬正門前

　多摩川競艇場

　是政橋　－　多摩川かぜのみち　－　関戸橋

　郷土の森／郷土の森博物館
　　２月－３月、梅まつり
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　府中本町駅の西の下河原緑道は廃線跡。
　　下河原（貨物）支線　北府中　－　下河原。

府中の森

　遠くに見えていた奥多摩の山並みも府中まで遡ると結構近くに見えてくる。
　パノラマ展望求めて－－－
　浅間山（せんげんやま）へ。

　府中駅　－　府中の森公園　－　浅間山

　ひとまず浅間山の手前の府中の森公園を目指す。
　小金井街道沿いにあるが、R20（甲州街道）から曲がるのが早すぎて別の公園に出てしまった。府中公園。

　「ラグビーのまち府中」。
　　２チーム（東芝ブレイブルーパス東京、東京サントリーサンゴリアス）が府中拠点。

　桜通りから三本木通り、丘っぽいところを目指しててくてく歩いて、ようやく府中の森公園の入口（緑町公園口）に辿り着いた。この入口の一角が園内で一番森っぽい。

　地図を見ると東府中駅のほうが近い。

　東府中駅　－　平和通り　－　府中の森公園

　公園の南、府中の森芸術劇場
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　滝のある日本庭園
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　噴水のある広場

　▼　モニュメント噴水を振り返る

　サービスセンター・売店
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　公園の北、府中市美術館

　▼　美術館隣の池にカルガモカルガモ……

　マガモも……

　▲　左にいるのはカルガモ×マガモ（＝「マルガモ」）

浅間山登山

　浅間山は東。
　不覚にも小金井街道のほうに進んでしまって、戻るのも億劫になり、結局、基地を北からぐるりと巻くことになった。

　宇宙作戦隊（群）がある航空自衛隊府中基地。
　　※　将来、航空自衛隊は航空宇宙自衛隊へ
　府中の森公園含む一帯は米軍府中基地跡。大部分が1975年に返還（横田基地へ集約）。通信施設など残っていた部分が2021年に返還。これにて全面返還。
　通信施設は「府中トロポサイト」という名で廃墟マニアには有名らしい。大型パラボラアンテナ２基。
　　※　troposphere：対流圏
　跡地利用は検討中。

　思っていた以上に歩いた。
　多磨霊園の脇に登山口発見。ジグザグ登って山頂へ。
　登山時間10分弱。

　▼　山頂の浅間神社

　▲　ここ堂山が浅間山最高峰。標高79.6m。

　浅間山は堂山、その南西に中山、前山と３山ある。

　前山のほうに「富士山百景」とある。行きそびれた。
　新小金井街道から登れば３山踏破できる。

　ムサシノキスゲが自生しているのは（今は）ここ浅間山だけとのこと。
　『むさしのきすげは五月のかおり』（武蔵府中郷土かるた）。

　堂山は木々の中。
　パノラマ展望は難しいが、冬なので木々の間からパチリ。

　▲　中央のツインのタワーは武蔵小金井。
　　　タワーの左に見える山並みは秩父山地のようです。山並みの一番東のピークが武甲山、左へ大持山、……。
　　　※　こちらのＨＰ＝『ピタゴラス柴又学派　東京近郊から見える西の山』（www.schwaben.jp/mountaininkanto.html）を見させてもらいました

　眼下に多磨霊園。広い。

　堂山から男坂を下って、浅間山通りを進むと多磨霊園駅。
　遠い。約２km。

　人見街道。人見稲荷神社。
　浅間山のまたの名は人見山。
　周辺は古戦場跡。南北朝時代、人見原合戦。
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　国道20号（R20）。上染屋八幡神社／染屋不動尊。
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　多磨霊園駅。