前回の続き。
GADMデータ(シェープファイル .shp)から行政界描画までの過程のうち一番最後のTopoJSONから行政界描画までの部分を説明し忘れていた。
基本的には『R言語 + Leafletでコロプレス』のleafletRでコロプレス
でやったことと同じ。色塗り(色分け)の部分を省いただけ。
R言語のleafletRパッケージで作成されたHTMLの中の
// styling
の部分を少しいじった。
もう少し説明を加えると
// stylingの中のfunction getValue(x) { }
を削って、function style1(feature) { }
の中で線の色 colorを変えた。
U.K.の行政界データをオンライン地図 OpenStreetMapに上乗せしてみる。

GADMデータからU.K.描画 →
level-1(adm1)はイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド。
その下のlevel-2(adm2)まで作成。
州と市レベルの自治体などが混在している。
TopoJSON v3
TopoJSONはv2(version2)以降(現在はv3)、コマンドが変わってしまったのでv1からアップデートしていなかったが、
Linuxをインストールしたついでにv3をインストールしてみた。
conda環境が使えるので、ターミナルエミュレーターから
conda install nodejs
でNode.jsをインストールした後、
npm install -g topojson
でインストール。
v1の時の説明は下のページ。基本的に同じ。
v1では
topojson -p NAME_1 -o gadm36_GBR_1.topojson gadm36_GBR_1.geojson
で変換できたが、v2以降は、
geo2topo -q 1e5 gadm36_GBR_1.geojson > gadm36_GBR_1.topojson
といった具合。
-pで属性(列)を選んで残すことができない。
ファイルサイズもv1の時ほど小さくならない。
-q 1e4とか-q 1e3にすれば小さくなっていくが、
※ 1e5 = 100000、1e4 = 10000、1e3 = 1000
この-q quantization (量子化)のオプションがいまいちよく分からなかった。
mapshaperで簡素化できるからいいけど……。
以下のページが詳しい。
TopoJSON v2, v3の使い方 -コマンドライン編- →