ウイルス禍その9 新型コロナ(5月6日)

NATURE(自然)
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世界の感染状況

 5月6日時点で、世界全体の感染者366万5000人弱(うち120万2000人超が回復)・死者25万7000人超。
 感染者数は1ヶ月前(4月3日)の3倍以上、死者数は5倍近くに増えてしまった。

 感染者数は、
 アメリカ ・・・ 120万人超
 スペイン、イタリア ・・・ 20万人超
 イギリス、フランス、ドイツ、ロシア ・・・ 15万人超
 トルコ、ブラジル ・・・ 10万人超
 イラン、チャイナ、カナダ、ペルー、ベルギー ・・・ 5万人超
 インド、オランダ、エクアドル、サウジ・アラビア、スイス ・・・ 3万人超
 メキシコ、ポルトガル、スウェーデン、パキスタン、チリ、アイルランド、シンガポールベラルーシカタール、イスラエル、オーストリア、日本、U.A.E. ・・・ 15000人超

 ※ ジョンズ・ホプキンス大学 Coronavirus Resource Center(coronavirus.jhu.edu/)参照
   緑字は1ヶ月前(4月3日)、日本より少なかった国々

図1

 アメリカが相変わらず異次元。大きな国とはいえ毎日2万人超増えて2週間どころか1ヶ月以上増え続けている。
 死者数も7万人超。目を疑うような数。

 ヨーロッパではイギリスがまだ増えている。
 死者数もイタリア、スペインを上回ってしまった。

 イギリス、イタリア ・・・ 29000人超
 スペイン、フランス ・・・ 25000人超
 ベルギー ・・・ 8000人超
 ドイツ ・・・ 7000人弱
 オランダ ・・・ 5000人超

 差が出た原因は今のところ不詳。

図2
RUSSIAは図1では一番下

 ロシア、ブラジルが急増している。ペルーも嫌な増え方。
 北米・中南米が流行の真っ只中。

 死者数は、
 ブラジル ・・・ 8000人弱
 イラン ・・・ 6000人超
 チャイナ、カナダ ・・・ 4000人超

 アジアの国々はイランなどで増えているが、比較的抑えられているほう。
 世界的にみるとまだまだ終息しそうにない。 

 結局、長期化によって経済は悪化の一途。

 世の中ギスギスした雰囲気になってきた。

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発生源をめぐって

 ひと段落ついたらチャイナが欧米とりわけアメリカから激しく糾弾されそうな気配。

 発生源のブカン(武漢)にウイルス研究所(病毒研究所)があって、ここは国内唯一のBSL(バイオセーフティ・レベル)4施設で、SARSなどコロナウイルスの研究も行われていたから、あれこれ疑われている。

 ただ、新型コロナウイルスは人工的ではないという報告が専ら。
 下のページも参考。

名古屋生活クラブ 『新型コロナウイルス(SERS-CoV-2)は人工的に作られた?』(nagoyasc.jugem.jp/?eid=299

 雲南省の洞窟に生息するコウモリ(キクガシラコウモリの一種)の保有するコロナウイルスが新型コロナウイルスに近縁ということなので、ここから何らかの形でブカンまで運ばれた可能性があるが、ウイルスが変異を繰り返して(昨年末頃)ヒトからヒトへ感染し始めるまでの間は謎。

 ウイルス研究所から漏れ出た可能性も『極めて低い』ようだ。

 研究所ではなく例の海鮮市場により近いブカン疾病管理予防センターというオチだったりして……。

 いずれにせよ誤情報を基にして新たな災禍を生み出すことだけはやめてほしい。

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ふシゼン
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