GADM行政界データからU.S.A. 50州描画

 新型コロナウイルス禍の中、たびたび見させてもらっているジョンズ・ホプキンス大学 Coronavirus Resource Center(coronavirus.jhu.edu/)のページに先月からU.S.Mapが加わった。

 郡 Countyレベルで細かい。
 濃い紫色がウイルス流行中もしくは流行した地域。

 初期の頃は北西のワシントン州など一部に限定的で、3月中旬以降、ニューヨークで爆発的に拡大した。
 国全体では1ヶ月以上経ってもハイペースで感染者数・死者数ともに増え続けているので気になったが、特定の地域で爆発的に拡大しているわけではなく、広域でじわじわ続いているようだ。
 毎日1000~2000人増の州が10~20州あれば2万人ずつ増えるのか。当たり前といえば当たり前だが……。

 州 Stateレベルでコロプレス(統計表現地図)作成。アラスカとハワイは割愛。

赤:感染者数10万超、死者5000超 ・・・ ニューヨーク州、ニュージャージー州
橙:感染者数2万超、死者1000超
黄:感染者数1万超、死者500超

GADM行政界データ

 コロプレス作成に使用した元データはNatural Earthではなく、
 GADM(Global Administrative Areas)のサイト(gadm.org)から。

 世界中の国々の行政界データをダウンロードして利用することができる。
  ※ 商用利用は認められていない。

 データ形式は、シェープファイル .shpなど。

 行政区画レベルは、

  •  level-0(adm0) --- 国境
  •  level-1(adm1) --- 日本の場合は県、U.S.A.の場合は州、Chinaの場合は省など
  •  level-2(adm2) --- 日本の場合は市町村だが、U.S.A.の場合は郡、Chinaの場合は県など

 U.S.A.の市町村は、全ての地域に存在するわけではなく、人口が少ない地域では郡までしかないところもある。一方、自治権を持たない郡があったり、複数の郡にまたがっている市があったり、日本とは結構異なる。

 行政区画の固有コードは、GADMではHASCコード Hierarchical Administrative Subdivision Codesなど。
 ジョンズ・ホプキンス大学のデータは、FIPSコード Federal Information Processing Standard。
  ※ FIPSコードはU.S.A.のみ。
 両者を併記した一覧表があれば、郡レベルのコロプレスも作れる。

 U.S.A.のlevel-1(adm1)のシェープファイル .shpから
 ⇒ GeoJSON ⇒ TopoJSONで、
 オンライン地図 OpenStreetMapに上乗せした図が下。アラスカとハワイのみ郡まで作成。

GADMデータからU.S.A.50州描画   

 図法および緯度の関係でアラスカがアメリカ本土と同じくらいの大きさになってしまう。
 また、アリューシャン列島の西端が経度180°をまたいでいるため、何も処理しないとベースマップが全範囲(-180°< <180°)になってしまう。
 上の地図では-360°加えた。

 U.S.A.以外の地図も作ってみた。
 URLのUSAの部分をJPNに変えると日本   
  ※ 日本はGADMではなく国土地理院の地球地図日本全レイヤを利用
 CHNに変えるとChina   
 RUSに変えるとRussia   
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 つづく。

MAP
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