コロプレス一例 ※ 2020年5月
新型コロナウイルス禍の中、たびたび見させてもらっているジョンズ・ホプキンス大学 Coronavirus Resource Center(coronavirus.jhu.edu/)のページに先月からU.S.Mapが加わった。
郡 Countyレベル。細かい。
濃い紫色がウイルス流行中もしくは流行した地域。
初期の頃は北西のワシントン州など一部に限定的で、3月中旬以降、ニューヨークで爆発的に拡大した。
国全体では1ヶ月以上経ってもハイペースで感染者数・死者数ともに増え続けているので気になったが、特定の地域で爆発的に拡大しているわけではなく、広域でじわじわ続いているようだ。
毎日1000人-2000人増の州が10州-20州あれば2万人ずつ増える。当たり前といえば当たり前だが……。
州 Stateレベルでコロプレス(統計表現地図)作成。
※ アラスカとハワイは割愛
行政界データ GADMデータ等
コロプレス作成に使用した元データは、
Natural Earthではなく、
GADM(Global Administrative Areas)(gadm.org)の行政界データ。
世界の国々の行政界データをダウンロードして利用することができる。
※ 商用利用は認められていない
データ形式は、シェープファイル .shpなど。
行政区画レベルは、
- level-0(adm0) --- 国境
- level-1(adm1) --- 日本の場合は県、アメリカの場合は州、チャイナの場合は省など
- level-2(adm2) --- 日本の場合は市町村だが、アメリカの場合は郡、チャイナの場合は県など
行政区画の固有コードは、GADMではHASCコード Hierarchical Administrative Subdivision Codesなど。
上記のジョンズ・ホプキンス大学のデータは、FIPSコード Federal Information Processing Standard。
※ FIPSコードはアメリカのみ
なお、日本の地図描画は、GADMデータではなく国土地理院の地球地図日本全レイヤを利用。
世界の国々の地図描画
シェープファイルからGeoJSONファイルへ
GeoJSONファイルからTopoJSONファイルへ
TopoJSONファイル