【横浜】 北仲エリア

JAPAN(日本)

 北仲(キタナカ)と聞いても地元の人でないとピンと来ないかもしれないが、新・横浜市役所(横浜新市庁舎)があるところ。
 桜木町といえば桜木町、関内といえば関内。
 北仲通、南仲通は関内の神奈川県庁前まで続いているが、北仲エリアと呼ばれているのは馬車道駅(みなとみらい線)一帯。桜木町駅から近い。

 かつて一帯は倉庫群。ツタ這った建物があった。
 立ち入るような所ではなかったが、北仲橋が架かって、横浜アイランドタワーが建って(2003年)、みなとみらい線が開通して(2004年)……。
 それでも通ることのないエリアだったが、今春(2021年春立ち寄ってみた。

 昨年(2020年から横浜スタジアムのセンター~レフト方向に見慣れない高層ビルが映り込むようになって気になっていた。
 ランドマークタワーの手前で結構目立つ。
 その正体はザ・タワー横浜北仲。タワーマンション。
 隣(向かい)の高層ビルが横浜新市庁舎。

 ジャン。汽車道から見た3タワー。

 一番右が横浜新市庁舎。高さ155m。2020年、関内駅南口から移転。先日市長選挙
 その左、支柱との間が横浜アイランドタワー。高さ119m。
 支柱の左がザ・タワー横浜北仲。高さ200m。

 支柱じゃま、山側ならいいのに---。
 文句言ったせいかYOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)姿見せない。

 この日は強風のため運行見合わせ。

 エアキャビンの終点は運河パーク。

 北仲橋から見た運河。

左が汽車道

 実のところ運河と思って眺めたことはない。
 海岸通だから海岸だった。

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北仲ノット

 北仲ノットとは、「ザ・タワー横浜北仲」とタワー下の商業施設「北仲ブリック&ホワイト」。ブラックでなくブリック(レンガ)。ノット knotは「結び目」の意。新旧融合。

北仲ブリック&ホワイト(kitanaka-brickandwhite.yokohama/
 馬車道駅直結
 2020年6月OPEN

 Billboard Live YOKOHAMA(ビルボードライブ横浜)
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 帝蚕倉庫の跡地。日本各地から集められた生糸を保管、検査していたところ。
 倉庫群は取り壊されたが、一部復元された。それが北仲ブリック。南隣(ブリック・サウス)が旧帝蚕倉庫事務所。
 通路(歴史広場)挟んでタワー側が北仲ホワイト。

左側が北仲ブリック

 タワーマンションだが、46F(階)にレストラン「THE YOKOHAMA BAY」がある。
 46-51Fがホテル「オークウッドスイーツ横浜」。

 行ける。
 1Fから46Fまでノンストップのシャトルエレベーターがある。
 早っ。

 ジャジャン。横浜アイランドタワー屋上と横浜新市庁舎(右下)。
 58F200mで新市庁舎155mだから高さ150mくらい。

 間に見える川が大岡川。大岡方面。

 ミナトヨコハマ。赤レンガ倉庫、大さん橋、ベイブリッジ、……。

 レストラン側でもう1枚。眼下に汽車道。

 緊急事態宣言出ていない時だったが、人いなかった。今のところ穴場。

 北仲ブリックの東隣の横浜第二合同庁舎(高層ビルでないほう)がかつての生糸検査所。

上の紋章はカイコガ

 北仲ノットと運河の間の大駐車場も開発予定。
 大型複合施設(商業施設、オフィス、居住施設)。2027年頃完成予定。
 古い地図見ると「海岸通団地」。

 海岸通の横浜郵船ビル周辺も再開発。

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水際線プロムナード

 北仲橋から万国橋まで水際線プロムナードを歩く。

  •  桜木町駅 - 北仲橋 - 北仲ノット/馬車道駅 - アパホテル - 万国橋

 北仲橋からプロムナード入口が日本の灯台[事業]発祥の地。灯台建設のための灯台局が置かれた所。北仲通北第一公園。

 プロムナードにある第二公園、第三公園併せて北仲キャナルパーク。

 運河の対岸は汽車道。

 ここからは追記。
 2021年12月に北仲ノットと横浜新市庁舎が歩行者デッキ「北仲クロスデッキ」でつながって、

  •  桜木町駅 - さくらみらい橋 - 横浜新市庁舎 - 北仲クロスデッキ - 北仲ノット/馬車道駅

という通路ができた。

 北仲橋~さくらみらい橋/弁天橋は大岡川河口。一帯はかつて砂洲(横浜村)の先で、洲干(すかん、しゅうかん)島とか元弁天と呼ばれていた---。
 古地図によると
 横浜新市庁舎周辺が洲干弁天社跡で、その下流側にさらに細長く砂洲が延びていた。象ヶ鼻(日本大通りの象の鼻とは別)。
 桜木町駅周辺は野毛浦の海。海上に岩がポツンと出ていた。姥ヶ岩。
 洲干弁天社の参道が弁天通。

 洲干弁天社は開港後、神仏分離で厳島神社となり、関外の羽衣町(伊勢佐木)へ遷った。元町の厳島神社もその分祀とのこと。

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ふシゼン
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