先日新しいサーバーへ移行した。
移行前にブログ（WordPress）など一連のファイル群をバックアップした。
バックアップはこまめに－－－
分かっているけどだんだん間隔が空いていく。
今回はアップロードする必要のない手軽な引っ越しで問題なかったが、前回（１年程前）はWordPressのインポートで引っ掛かった。
その時の備忘録から
バックアップ（エクスポート）／インポートに利用したAll-in-One WP Migrationプラグイン（servmask.com/）
について抜き出して（再掲）、少しまとめ直した。
All-in-One WP Migration エクスポート・インポート
All-in-One WP Migrationは手軽なバックアップ用プラグイン。
エクスポートで「ファイル」（ローカルPC）にダウンロードできる。
アップロードは、バックアップからの復元だとファイルサイズ関係なく有料。インポートならば512MBまで無料。
だが、最初、画面を見たら最大アップロードファイルサイズが512MBになっていなかった。使っているサーバーによって異なるようだが、５MBになっていた。
「最大アップロードファイルサイズを上げる方法」のうちeasyとされているプラグイン「All-in-One WP Migration Import」については有料の「プレミアム」しか選択できない。以前は無料で使える「ベーシック」があったようだが見当たらない（なくなったらしい）。
別の方法として
.htaccessファイルに以下の２行を加えたら512MBになった。
post_max_size = 512M
upload_max_filesize = 512M ※ phi.iniファイルにも加えてみたが、512MBにならなかった
（引っ越し前の）サーバーのルート（home/アカウント名/www/）下に.htaccessファイルとphp.iniファイルがある
エクスポート・インポートのファイルサイズ
１年程前、当ブログのエクスポート・ファイル .wpressは約330MBで、（無料で使える）上限の512MBまでまだ少し余裕があった。
今回は約440MB。年末か来年には512MBを超えてしまう。
しかし、ファイルサイズを食っているのは主に画像関連なので、メディアライブラリ（画像関連）を分けてエクスポートすれば、ファイルサイズを減らすことができる。
All-in-One WP Migrationのエクスポートの際、
高度なオプションで「メディアライブラリをエクスポートしない」にチェックする。
エクスポート先に「ファイル」を選択－－－
１年程前、.wpressファイルのサイズは全体（約330MB）の半分に満たない約140MBだった。
今回は156MB。コンテンツファイルは6700超あるが、思ったほど食っていない。
このペースなら当面ファイルサイズを気にする必要はなさそう。
追）2023年10月時点、.wpressファイルの全体のサイズ約600MB。上限の512MBを超えてしまったが、メディアライブラリ抜きだと177MB。たいして増えていない。
WordPressのエクスポート・インポートの手順は、まとめると
- メディアライブラリ無しの.wpressファイルをエクスポート
- メディアライブラリ無しの.wpressファイルを先に新しいWordPressへインポート
（新しいWordPressのAll-in-One WP Migrationからインポート） - 残りのメディアライブラリは、FTPソフトかサーバー付属のファイルマネージャーを使ってダウンロード・アップロード
ダウンロード・アップロードするディレクトリ（フォルダ）は、WordPressがインストールされているディレクトリのwp-content/uploads
その他
All-in-One WP Migrationは「ファイル」（ローカルPC）へのエクスポート（バックアップ）のみ無料。
UpdraftPlusというプラグインの場合、
最初の（何もいじっていない）設定だと
同じ［レンタル］サーバーにバックアップされる。
保存先はWordPressがインストールされているディレクトリのwp-content/updraft。
この保存先を外部のストレージ／クラウドに変えてバックアップすることができる。
こちらのほうが容易かも。
他にもレンタルサーバーのバックアップ機能（さくらインターネットの場合、バックアップ ＆ ステージング）が使える。
こちらは別の（バックアップ用）サーバーに
自動でバックアップ保存できる。
ただ、自動でほったらかしにしていたら、バックアップできる数（最大８）を使い尽くして、そのまま忘れていた。
バックアップの手段は２つ３つ確保しておいたほうが良い。
