2025年7月。
鹿児島・トカラ列島(吐噶喇列島)の群発地震はなかなか収まらない。“第2波”はピークアウトしたが。
諏訪之瀬島の御岳は以前から火山活動活発。
桜島も噴火しているほうが平常。
霧島山と桜島のブレンド灰。
霧島山・新燃岳は連続噴火停止の報が2度あったが、活動中。
トカラ列島 - 口永良部島 - 三島 … 桜島 - 霧島山 …
の火山列は、日本列島の中でも特に活動が活発。
連動しているのでは、と考えたくもなるが、科学的に説明するのは難しい。
桜島火山
桜島は1955年の噴火以降、ずっと入山規制。
当初全く登れない山と思い込んでいた。
湯之平(ゆのひら)展望所が火山山頂に最も近づける所。4合目。標高373m。
桜島港から周遊バスが走っている。
南部・東部
初めての桜島訪問は東側の垂水からチャリ(自転車)。
島に入る前から荒涼とした無人地帯が続く。
大正溶岩(1914年大正大噴火)が海峡(瀬戸海峡)を埋めたため、桜島は半島。
(「桜半島」という呼び名は耳にしない)。
北側に牛根大橋が架かっている。
2008年開通。
長居してはいけないような雰囲気が漂っていた。
有村で休息。
有村溶岩展望所
有村海岸
掘ると温泉が出てくる。
古里公園/林芙美子文学碑
古里温泉
桜島シーサイドホテル
かつては古里観光ホテルの露天風呂が桜島一二の観光スポットとして紹介されていた。
斜行エレベーターで下りて、白衣着て入る。
2012年閉館。
シーサイドホテルの隣のさくらじまホテルは有村温泉。
※ 休業中(2025年7月時点)
燃崎
沖小島
野尻
桜島国際火山砂防センター
赤水へ
東部
黒神
塩屋ヶ元港
埋没鳥居
大正溶岩で埋没。黒神集落の多くが埋没。
腹五社神社の鳥居。
▼ 黒神から

うっすらとレインボー。
大燃崎
浦之前港
新島(燃島)
一時無人島化したが、今、有人。
浦之前港から鹿児島市行政連絡船「しんじま」が運航。
18世紀の安永大噴火で海底から生まれた島。周辺の小島とともに安永諸島という名もある。
西部 -桜島港-
西側の桜島港が玄関口。袴腰。
桜島港フェリーターミナルに観光案内所。
頻繁にフェリーが往来している。
桜島フェリー(www.city.kagoshima.lg.jp/sakurajima-ferry/)
鹿児島港(北埠頭入口に桜島FT)~桜島港
航路は国道224号。車も渡れる
片道15分
日中は大体20分に1本
桜島フェリー名物 うどん・そば やぶ金(yabukin.com/)
2025年7月時点では24時間運航しているが、10月で終了とのこと。
それでも0時-3時以外運航。
桜島フェリー自体鹿児島名物。
気軽に乗れるので、鹿児島再訪した時も乗った。
またマグマ温泉に浸かりたくなった。
桜島マグマ温泉
レインボー桜島(rainbow-sakurajima.com/)
泉質はナトリウム塩化物泉。含鉄泉で茶褐色の湯。
古里温泉も白浜温泉もほぼ同じ泉質。
▼ マグマ温泉から桜島火山

山腹に見える白い建物は(たぶん)湯之平展望所。
昔の写真。今は右に見えるGSの看板はないよう。
桜島の名産と言えば桜島大根。
桜島小みかんも名産。
道の駅「桜島」 火の島めぐみ館(www.megumikan.jp/)
桜島港の近くに月讀(つきよみ)神社
月讀命(月読命、ツクヨミノミコト、ツキヨミノミコト)は夜の世界を治める神。桜島生まれ(らしい)。
桜島自然恐竜公園
実物大の恐竜の遊具がある。
小池展望公園
溶岩なぎさ
マグマ温泉から溶岩なぎさ公園へ。
桜島ビジターセンター(visitor.sakurajima.gr.jp/)がある。
湯之平展望所に上ることもできたが、
溶岩なぎさ遊歩道を歩くことにした。
- 溶岩なぎさ公園 - 烏島展望所
一帯は大正溶岩で埋まるまで海だった。
烏島は沖合500mにあった島。
のんびりと噴煙を眺める。
あらためて思うに尋常ではない。
赤水
赤水展望広場
旅の駅桜島 桜島物産館
桜島焼
愛宕枚聞神社
北部
桜島港~北部の白浜は、もと鹿児島郡桜島町。もと西桜島村。
島の南部・東部は以前から鹿児島市。もと東桜島村。2004年の大合併で島全て鹿児島市。
武
「御嶽登山口」石碑
藤野
桜島支所
クロマツ親水公園
白浜
さくらじま白浜温泉センター
▼ 白浜の海岸から

鹿児島市竜ヶ水方面。
浜は白くなかったが、白かった時があったのだろう。
山の中腹に御嶽龍王権現神社がある。
桜島港~白浜は桜島の主要居住地域。
この地域は過去の4大噴火において溶岩が流れていない。
良い景色。
その他 Link、
桜島の観光情報サイト みんなの桜島(www.sakurajima.gr.jp/)
噴火警戒レベル3は、
『桜島では、ごくごく一般的な警戒レベルです』
桜島では
鹿児島市バス
北回り(白浜経由)の路線バス
桜島周遊バス「サクラジマアイランドビュー」
桜島港 … 烏島展望所 … 赤水麓 … 湯之平展望所 … 桜島港
南回り(古里経由)の路線バスは鹿児島市・垂水市共同。
錦江湾横断道路構想がある。
桜島フェリーは現状でも経営状況厳しい。
・ 桜島の人口が20年間で半減
(現在約3000人)
・ 湾岸~大隅半島の自動車道整備が進んで、車両輸送減少
(収益の多くを車両輸送が占めている)
・ 重油価格や人件費の高騰
人口減、鉄道・フェリーと高速道路の競合、物価高は全国共通。
桜島一周約36km。
割と起伏がある。特に南部・東部。