蓑毛/ヤビツ峠~大山

 小田急小田原線 秦野駅から神奈川中央交通のバスで蓑毛、ヤビツ峠へ。
 ほとんどが蓑毛まで。
 ヤビツ峠行きは本数が少ないうえ、混み合って乗れない可能性もある。
  2020.1調べで、
  土・日 --- 7:44、8:44、9:04、9:24、14:45、(土のみ15:15)。
  平日 --- 8:25、14:45。
  ヤビツ峠からの下りは、15:51、16:16が最終(平日は15:51が最終)。
 しくじった場合は、蓑毛からヤビツ峠まで登山。
  車道ではなく登山道がある。

 車は、
 《東名高速道路》 ← 秦野中井IC → 《14-71、》 ← 名古木 → 《14-70》 ← 蓑毛、ヤビツ峠
 など。
 R246の名古木(ながぬき)から坂(14-70)を上って行くと小蓑毛、蓑毛。
 宮ヶ瀬方面からも14-70を通って来れるが、狭い。ヤビツ峠から宮ヶ瀬へ抜けるよりも狭く感じる。

 地図

蓑毛

 蓑毛から

  •  蓑毛越経由で大山山頂へ向かう裏参道
  •  ヤビツ峠への登山道(柏木林道)

 の2ルートある。

 ヤビツ峠発の最終バスに乗れなかった場合、蓑毛まで柏木林道を下れば、暗くなっても秦野行のバスが出ている。
 コースタイムは約1時間。

 突然の雨 --- 「傘がない」。そんな日本武尊(ヤマトタケル)に村人が蓑を献じたところ、たいへん喜ばれ、以来この地はミノゲ……。

 ともかく大山周辺には古代から神々人々が集まり、蓑毛には奈良時代、大日堂が建てられた。

 はじめ海老名に建てられた相模国分寺が火災などで廃れた後、蓑毛が国分寺になったという説もあるようだ。同じ大住郡でも国府があった(とされる)平塚からは少し遠いので、相模国分寺が遷った(可能性がある)ところは相模川から程近い別の場所かもしれないが、鎌倉以前は蓑毛~大山寺が相模における仏教の中心的位置を占めていたようだ。
 蓑毛、大山寺、日向薬師のうち蓑毛が一番賑わっていた時代もあった、という。

 どこか駐車できないかな --- “空いていた”スペースに車を停めて見回していたら、タイミング悪くバスが現れてパッシング・ビームを浴びた。
 退散。
 後で調べたら県道から分かれた先の「みのげマス釣りセンター」に(空いていれば)停められる、とのこと(釣り客優先、有料)。

菜の花台

 蓑毛からヤビツ峠へ向かう途中のヘアピンカーブに菜の花台がある。
 展望台があって秦野の街並みを見渡すことができる休憩ポイント。
 なお、ヤビツ峠は展望スポットではない。

 ある日峠から下って菜の花台に入ろうとしたら満車で入れなかった。仕方なく通り過ぎて、その先にあった待避スペースに停まったら、「さあ登りなさい」と言わんばかりの階段があった。
 浅間神社の神様のお導き。街並みを眺めながら、おやつ。
 近年、菜の花台と並ぶ夜景スポットとして知られつつあるようだ。

 菜の花台からヤビツ峠までは、対向車注意の区間。

ヤビツ峠

 ヤビツは漢字で書くなら「矢櫃」。まず見掛けることのない表記だが、矢櫃が見つかったという旧ヤビツ峠は現ヤビツ峠の西。

 標高761mの現ヤビツ峠には、そこそこ広い駐車場/トイレがある。ただし、時期によっては満車で入れないことも。
  ※ 少し離れるが、菩提峠、富士見山荘跡にもP。
 Pから道路を挟んで売店があるが、開いていないことのほうが多い。

 かつてPの上に(登り始めてすぐ)ヤビツ山荘があった。山荘はいつも閉まっていたが、山荘前のベンチで一服してから帰路についていた。もう今はなくなってしまった。

ヤビツ峠~イタツミ尾根~大山山頂

 ヤビツ峠から比較的なだらかな林の中を歩く。
 春岳山の手前から様相が変わる。岩が露出している箇所もある。
 次第に急になっていくが、イタツミ尾根を登りきると表参道と合流。25丁目。
 道中最も見晴らしが良いところ。

 27丁目の銅鳥居をくぐって、大勢の登山客と先を競い合うように階段を登る。
 石鳥居をくぐると28丁目・山頂。標高1252m。
 登りコースタイムは80分。

 山頂には阿夫利神社、山頂茶屋があってそこそこ広いが、既にほとんどのスペースが陣取られていた。
 少々霞んでいたこともあって、小休止しただけで下山。

 次に登った時は、神社の裏までまわった。ああ、だだっ広い広場があったんだ……。

 相模湾方面。

中央左に見える海近くの小高い山は二宮の吾妻山
右にうっすらと真鶴、伊豆

 さらにトイレの裏までまわれば、塔ノ岳、丹沢山など好展望。

中央左が塔ノ岳、中央右が丹沢山

 富士山。

右に塔ノ岳。富士山の手前は三ノ塔

 富士山~丹沢山のパノラマ写真は、こちらのページ

 そのまま歩を進めていくと先程登ってきた登山道に合流。再び鳥居をくぐって山頂周回。
 途中、地元の人が使うような小道が分かれていた。
 後で地図を見たら山頂から真西にある諸戸山林事務所とつながっていた。

 大震災最中の3月に現実逃避がてら登った時も結構賑わっていた。考えることはみな同じかな……。
  ※ 山頂にある石灯籠が一部倒れていた。

 大山は急な箇所もあって結構ハードだが、道中変化があって山頂からの見晴らしも良いので、登る人が多いのも頷ける。
 特に危険な箇所はないが、近年(特に表参道で)下山中の転倒事故が増えている、とのこと。焦らず気を抜かず下ろう。

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