ウクライナの各州の地図 + ウクライナ情勢

TIME(歴史)

 今年はウクライナのいろんな町の名を初めて知った。
 戦争絡みで初めて知るというのは残念なことだが、
 新しい行政界データがあったので、各州描画して、駅・空港などもプロットしてみた。
  ※ 24州 + キーウ + クリミア
    2020年に再編。フロマダ Hromadaと呼ばれる基礎自治体の下に市町村などがある。市や町がないフロマダ(自治体)もある
    各州ラヨン(地区)とフロマダ(自治体)まで描画
    日本の行政区分とは異なる
     日本も47都道府県から市町村まで描画(「日本の地図 & エリア分け」のページ

 OCHA HDXのデータ(data.humdata.org/dataset/cod-ab-ukr)を利用。
 ロシア占領地域はウクライナの行政区分のまま。

 州、 / 空港など

スポンサーリンク

ウクライナ情勢

 今回ほどの大規模侵攻を予想していた人はほとんどいなくて、
 首都キーウ(キエフ)の攻防は良い方に予想が外れた。

 巷で流れている情報は相当注意してみる必要があるが、
 ・ ロシアへの経済制裁が効いてくる
 ・ NATOの国々からウクライナへの武器支援が効いてくる
と言われているのは今月(6月)。
 大きな変動が予想されるが、
 良い方へ向かっていってほしい。

ウクライナ情勢 2月24日-5月

 これまで「時事 TOPICS」のページに書き並べていたウクライナ情勢絡みの一部分を当ページに移した。

topics 2022年2月、3月

 2月24日 ウクライナへロシアが侵略  ロシアは世界の声無視、国内情報統制
 ミサイル攻撃、原子力発電所・核施設攻撃、市民拉致、……
  ミサイル1000発以上ウクライナへ発射(3月半ば時点)
  極超音速ミサイル使用(報道)
 世界各国の経済制裁で外貨不足、ロシア国内ルーブル安(インフレ)
 ロシア 「非友好国」に対し、債務返済はルーブルで行う方針
 ロシア 撤退する外国企業の資産接収、国有化を行う方針
 G7、EUなどWTO(世界貿易機関)のルールに基づくロシアの最恵国待遇撤回
  ロシアからの輸入品低関税優遇など無し
 1ヶ月経過

topics 2022年4月、5月

 ロシア 天然ガス購入代金についてルーブルでの支払いを要求。応じない場合、供給停止
  G7は拒否
 ロシア 「非友好国」に対し、ビザ発給制限の方針
 ロシアの戦争犯罪、増加の一途
  マリウポリ、ブチャ、ボロジャンカ、マカリウなど
  ロシアは関与否定。平然と嘘を言える人が成り上がる
  そもそもロシアが侵攻しなければ起こり得なかった
  国際刑事裁判所 ICCの検察官 現地捜査
 ヨーロッパ各国はロシアの外交官追放
  日本も
 G7 ロシア追加制裁
  ロシア産石炭輸入禁止、ロシアへの新規投資禁止、ロシア最大手銀行ズベルバンクの資産凍結など
 ロシア鉄道デフォルト(債務不履行)
 4月14日 ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ Moskva」炎上・沈没
 4月19日 ロシア ウクライナのドンバス2州で攻撃激化
  ウクライナ各地へミサイル攻撃
  ロシア軍戦力は開戦時の約75%、とのこと
 2ヶ月経過
 国連事務総長 モスクワ訪問、長ーい机で会談。キーウ訪問中、ロシアがミサイル攻撃
 ウクライナ マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から民間人退避
 一進一退。ウクライナはマリウポリから撤退、ハルキウ周辺奪還。ロシア軍戦力は開戦時の3分の1喪失、とのこと
 3ヶ月経過
 ロシア ウクライナで穀物略奪、海外へ輸送
 ウクライナ大統領 東部の前線、南部視察

いろいろ雑感

 ロシア経済は当初予想されていたルーブル安ではなくルーブル高になっているが、今月中にデフォルト(債務不履行)になるようだ。
 ロシアは資源豊富な1つの“世界”。抜け穴も多々あって封じるのは難しい。
 だが、広大ゆえに長期間情報統制し続けることも難しい。
 正気に戻って今後について考え出すと既に失ったもの、今後失うものの大きさに気づき始めるのではなかろうか。

 将来を担う若い人が次々戦死して、その戦いに大義がない。
 大義がないから積極的に軍事支援する国もほぼない。
 また、極東など地方出身者が数多く駆り出されているので、不満が高まる。

 今後、ウクライナは、
 ・ ロシアにじわじわ押されてしまう
 ・ ロシアを押し戻す(反攻)
 反攻の場合は、
 ・ 侵略が始まった2月24日以前に押し戻す
 ・ クリミア半島、ドンバスを奪還する
という大きく3つほどの可能性がある。

 元々ウクライナが早期に勝って停戦に至る可能性はほとんどなかった。正直なところ、2月-3月の時点ではハルキウとマリウポリは厳しいと思っていた。だが、ハルキウは持ちこたえた。まだ安全とは言えないが。

 停戦交渉と言ってもウクライナが反攻に転じない限り、不利な条件のまされるだけで、将来の安全も保障されないが、2月-3月の時よりも希望がある。

 仮に全て奪還できたとしても多くのものが破壊されてしまっているので、賠償してもらわなければならない。
 そう考えると諦めるべきは絶対ロシア側なので、
 いかにして諦めさせるかが焦点だが、
 NATOの動きを見るとウクライナの反攻を支援しつつもロシアを追い詰めすぎないように注意して諦めの悪い指導者が失脚するのを待ち望んでいるかのように見える。
 大量破壊兵器(核兵器など)を使わせないためなのか意図的に長期戦に導こうとしているかのように見える。
 こうする他ないのだろうか。

 ねちねちナチナチ言われ続けてきたドイツが思いのほか頑張っている。

 いろいろ気になる点がある中でロシア弱いという論調には注意が必要だと思う。
 ウクライナがキーウに攻め込まれていた可能性もあったわけだし、
 戦闘はずっとウクライナ側で行われて、多くの生活基盤が破壊されている。犠牲者も万を超えている。
 ウクライナは広大な領土なので持ちこたえているが、ヨーロッパの国々は決して大きくない。東部ドンバス2州だけでも一国分ある。
 また、ウクライナ人は非常に勇敢。怖がる素振りもあまり見せることなく落ち着いて行動している。新しい戦い方に適応する能力も高い。
 さらに旧ソビエトなのでロシア人の考えも熟知している。

 たびたび日本に置き換えてみてしまうが、なかなか耐え難い事態。どうみても日本の防衛力強化は必要だと思う。

スポンサーリンク
ふシゼン
タイトルとURLをコピーしました