【筑波山_つくば】 つくばエキスポセンター ふらり

EAST(東)

 つくばセンターのセンターはつくばセンタービル~つくば駅~中央公園。

 中央公園の北にあるエキスポセンターへ。

つくばエキスポセンター(www.expocenter.or.jp/)
 つくば駅から徒歩5分-10分

つくばエキスポセンター
左のドームはプラネタリウム

 1985年(昭和60年) 国際科学技術博覧会(つくば万博) EXPO’85。
 あの頃、21世紀はまだ先だった。

 万博は行けなかったが、記念切手や記念硬貨は持っている。
 当時はコンピューター(ファミコン、MSX、PC88など)持っている家がポツポツ現れ始めて、持っていない子(私ら)がアッソボーと押しかけていく時代。
 ロボットはまだ先に思えたが、コンピューターは日進月歩、無関心ではいられなかった。

 2025年 EXPO’85 40周年。

つくばエキスポセンター

 エキスポセンターはもと万博第2会場のパビリオン。
 万博第1会場(メイン会場)は現・万博記念公園。つくばセンターからやや離れた所。

 万博行った人はロボット見れた。

 ▼ ロボット ワスボットとコスモ星丸

つくばエキスポセンター

 WASUBOT(ワスボット)は鍵盤楽器演奏ロボット WABOT-2の万博版。
 WABOT-1(ワボット)は以前見た。

 外から見えたドームはプラネタリウム。
  ドーム直径:25.6m。1985年当時、世界最大。

 万博で使われたプラネタリウムの恒星球(スターボール)も展示。

つくばエキスポセンター

 一球式。二球式から一球式へ。
 当時、投影恒星数世界最多(23000個)とのこと。

 今のプラネタリウムはデジタル式導入で、半ば映画館(ドームシアター)と化している。
 コナンが始まって、館内少し静かになった。

 ▼ チョウザメの赤ちゃんが泳いでいた

つくばエキスポセンター

  動きが速い。

  フジキン … キャビア・フィッシュ(チョウザメ)(www.fujikin.co.jp/ja/caviarfish/)

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展示場

 1F展示場は体験ゾーン。
  懐かしの「こども科学館」。

  竜巻発生装置、シャボン玉製造、鏡の部屋、……

  プラズマボール

つくばエキスポセンター

   真空に近い球の中に希ガス。高電圧でガスが電離、プラズマ状態。電気が通る(稲光が走る)。 
   手をかざすと稲光が寄ってくる。
   市販のプラズマボールもある。

  サイエンスワークス ~科学者のしごと~
   古今東西、科学者の紹介、科学者の声

   ナノレゴ研究 ・・・ 人工蛋白質

 3Dシアターは休止中の日だった。

 2F展示場
  主に先端科学の展示。

  ・ 有人潜水探査船 しんかい6500 模型(3/4)
    マニピュレータ(ロボットアーム)は実物。

  ・ 南極10m級テラヘルツ望遠鏡計画

つくばエキスポセンター

    深宇宙の暗黒銀河の観測。
    まだ先のよう。

  ・ DNA模型 二重螺旋(らせん)構造
    2つの螺旋が塩基 A-GとT-Cで結合。

  ・ 宇宙への挑戦
    宇宙服など。

  ・ ITER(国際熱核融合実験炉) 模型(約1/5)
    『1億度のプラズマを閉じ込める』。
    核融合燃料(重水素など)の原子がイオンと電子に電離している状態がプラズマ。
    ドーナツ状の真空容器の周りに磁場コイルを配置してプラズマを閉じ込める。トカマク型と呼ばれる方式。

  ・ スーパー・コンピューター「京」の筐体など
    2019年まで神戸の理化学研究所で稼働。今稼働しているのは「富岳」。

  カーボンナノチューブ CNT、超伝導、太陽電池、……。

 頭良くなったような気がするけど、気のせいじゃないですよ~。

屋外展示場

 ゆるぎ石
  50トンの大石を動かせる。

 外から見えたロケットは、ここのH2ロケット(H-Ⅱロケット)。実物大模型。

つくばエキスポセンター

  全長50m。
  H2ロケット初飛行は万博の後。1994年。当時はJAXAではなくNASDA(宇宙開発事業団)。
  横浜博覧会 YES’89で展示されていた、ということなので、36年ぶりに目にしたことになる。

 ▼ ロケット先端部のフェアリング、はやぶさ方向探知アンテナなど

つくばエキスポセンター

  フェアリングは2002年打上げH2Aロケット試験機2号機実物。海から回収。

 アレは---

つくばエキスポセンター

 ---コスモ星丸

つくばエキスポセンター

 ▼ 核融合実験装置 JT-60のための試作の真空容器の一部

つくばエキスポセンター

  トカマク型。容器断面D型。JT-60は1985年から実験開始、1996年に5.2億℃達成など数々の世界記録を樹立とのこと。当時は日本原子力研究所。
  後継のJT-60SAは2023年運転開始。茨城県那珂市 量子科学技術研究開発機構 QST。

 KEKB加速器の大型電磁石も展示されている。
  小林・益川理論の検証。
  2010年まで稼働。
  その後、SuperKEKBに生まれ変わって2018年から本格稼働。つくば市大穂 高エネルギー加速器研究機構 KEK。
  2025年は9月23日一般公開。

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