秋晴れ。久しぶりに登山。
小田急小田原線 伊勢原駅北口からバス(神奈川中央交通)で大山ケーブルバス停へ。
直行バス(ノンストップ)がある。所要時間約20分。
新東名高速 伊勢原大山ICが開通して、
大山バイパス(大山新道)も開通。
車のアクセスが良くなった。
大山駅バス停
バス停だけど「駅」。大山旧道と大山バイパスが合流。
ここから坂が少し急になる。
かどや、清水屋みやげ店(かき氷)、…
大山駅バス停~大山ケーブルバス停
旧参道と呼ばれているエリア
阿夫利神社 社務局
市営大山第一P(駐車場)は愛宕滝(あたご滝)付近。
大山ケーブル駅まで徒歩約30分。
良弁(ろうべん)滝
とうふ坂
大山ケーブルバス停/市営大山第二P
バス終点。
観光案内所、山の駅おりべ(織部)など。

こま参道を歩いて大山ケーブル駅まで約15分。

こま参道
お店・宿が並んでいる。
大山こま、大山豆腐、きゃらぶき、……
歩きやすいが、階段362段。
登山者は水(ボトル)、行動食必要。
途中、左に折れると茶湯寺(ちゃとうでら)。
川(大山川)沿いが旧参道。
昔訪れた記憶がうっすらと蘇る。

大山旧道、旧参道からこま参道まで宿多数。
大山旅館組合HP(www.ooyama-ryokan.com/)
年中行事が載っている。
11月中旬-下旬が紅葉の見頃。
大山ケーブル駅~女坂
こま参道の一番上に元滝(元瀧)。上に大山ケーブル駅。
▼ 「伊勢原ハイキングコース案内図」

「熊出没注意」
出ない所と思っていたが、今夏、付近に出没。
でも稀。
大山ケーブル駅から阿夫利神社 下社まで3ルート。
- 大山ケーブルカー(www.ooyama-cable.co.jp/)
大山ケーブル - 大山寺 - 阿夫利神社
通常、9:00-16:30(平日)、17:00(土・休日)
通常、20分おき - 女坂
- 男坂
▼ 大山ケーブル駅

標高約400m。
混雑期、ケーブルカー増便。
11月末、紅葉ライトアップ期間中だったので、夜間も運行。
大山ケーブル駅の上が男坂と女坂の追分。
以前は追分駅だった。
2008年に3駅改称。不動前駅が大山寺駅、下社駅が阿夫利神社駅に改称。

左が女坂、右の社から男坂の急階段。
社は「追分社 八意思兼神社」。
一般に女坂は男坂よりも緩やかだが、大山の場合、女坂も結構急。
男坂は健脚者向け。
男坂は大山寺を通らない。
大山寺に立ち寄りたかったので、女坂へ。
既に脚が上がらない。
休み休み登る。
『女坂に七不思議あり』
弘法水、子育地蔵、爪切り地蔵、逆さ菩提樹、無明(むみょう)橋、潮音洞、眼形石(めがたいし)
約20分で大山寺。
本堂ではなく、その下にある前不動堂。
▼ 前不動堂の紅葉

大山寺(oyamadera.jp/)は紅葉の名所。
本堂への石段は急。
帰りに立ち寄ることにした。
▼ 大山寺駅分岐付近の紅葉

大山寺駅は標高約500m。
ここから上が急。
ケーブルカー見ながら休み休み登る。

ケーブルカーの最急勾配25.5°(47.7%)。
▼ 山道の下をくぐって下っていくケーブルカー

単線。大山寺駅で上下すれ違う。上りと下りのホームが入れ替わる珍しい駅。線路内にケーブル(ワイヤーロープ)があるほうが上りになる。つるべ式(交走式)。
▼ 山道の下をくぐって上っていくケーブルカー

寒くもなく暑くもなくこれ以上望めない天候だったのに……

コースタイム40分なのに
倍かかってしまった。
半分くらい休憩時間。足がつりかけた
ケーブルカーに乗れば所要時間約6分。
ただし、混雑期は待ち時間60分なんてことも
阿夫利神社 下社は標高約700m。
ケーブルカーの標高差278m。
下社から本坂登って大山山頂(標高1252m)までのコースタイムは90分。下りは60分。
余裕があったら山頂まで登るつもりでいたが……
下社でランチタイム。
阿夫利神社 下社と帰りに立ち寄った大山寺は別ページ(次回)。
大山登山は結構ハード。
主要ルート上であれば特に危険な箇所はないが、近年下山中の転倒事故が増えている、とのこと。特に表参道(本坂・男坂)で。
大山ケーブルバス停で配っていた「登山の心得7カ条」のうち2つくらいしか該当していなかったが、
『個々の体力に見合った登山!』は必須。
久々の登山で体力低下を痛感。
脚力落ちると膝がカクンと折れてよたる。
階段転げ落ちそうになっていた人がいた。
女坂はところどころ手すりがある。
焦らず気を抜かず下ろう。
無事追分まで下山。



