日高地方の海岸沿い。かつて日高本線が走っていた地域。
内陸は日高山脈。東へ向かうほど近づいてくる。
日高~えりも~十勝川のページから
門別~新冠
門別(もんべつ) ・・・ (新しい)日高町の南半分(海側)
富浜
沙流川河口。西側は富川。
門別温泉 とねっこの湯
門別(門別本町)
日高町役場
日高門別IC
牧場たくさん
厚賀
日高厚賀IC
昔、国道235号を走行。チャリで。
まだ日高本線が健在だった時。
たびたび馬の運送見かけた。北海道ならでは。
新冠(にいかっぷ)
判官館(はんがんだて)森林公園、判官岬
判官=源義経。義経伝説。
新冠川沿いは牧場が並ぶサラブレッド銀座。入口に駐車公園。
優駿スタリオンステーションに立ち寄った。
当時、引退したオグリキャップがいて、賞金獲得総額が書かれたボードがあった。
優駿メモリアルパーク/優駿記念館
優駿記念館は旧ナリタブライアン記念館
奥地に太陽の森 ディマシオ美術館。
レ・コード館/道の駅サラブレッドロード新冠
優駿の塔(展望塔)
新冠温泉レ・コードの湯
競走馬のふるさと案内所(www.uma-furusato.com/)
に北海道の「牧場地図」など
▼ 牧場地図パンフから日高地方の図

新ひだか(静内~三石)
静内(しずない)と三石(みついし)が合併して新ひだか町。
静内
日高地方の一大拠点。
日高本線もせめてここまで残れば良かったのに、と思うくらいの町の規模。
旧静内駅
今は観光情報センター
新ひだか町博物館
二十間道路
「牧場銀座」。
静内川左岸に真歌公園
2025年5月、新ひだか町アイヌ文化交流センターOPEN。
既存のシャクシャイン記念館、アイヌ民俗資料館と新設の多機能型生活館が一体化。
静内温泉
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シャクシャインの名は広く知られていて、アイヌ人の一斉蜂起、その首長ということくらいは知っていたが、
真歌公園にシャクシャイン像が立っていて、シベチャリチャシ跡が本拠地だったと知る。
シベチャリが静内の元の名で、チャシは砦・城。
新冠はピポク。
現在のシャクシャイン像は2代目。ポーズが変わってしまった。
その後、
・ シャクシャインは新冠(ピポク)側の松前藩の陣地に招かれて騙し討たれた
・ シャクシャインの死後も戦いが続いた
シャクシャインの死は1669年。戦いは1671年まで
・ 1669年の一斉蜂起に至る前、アイヌ人もいくつかの部族集団に分かれて互いに争っていた
・ 当時樽前山などが噴火して環境が悪かった
・ シャクシャインの前の首長はカモクタイン
など諸々知るに至る。存外複雑。
日高振興局 … 日高の歴史・文化の世界へ - 日高文化歴史散歩(www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/burahidaka.html) 第14章
など
以前「オホーツク文化 アイヌ考その2」で触れたが、道東のトビニタイ文化が「アイヌらしさ」(アイヌ人固有とみられる要素。便宜上)に強く寄与しているような印象受けた。
オホーツク文化から擦文文化へ移行する流れのなか、道東は独自路線を歩んだ感がある。
13世紀頃からアイヌ文化期で、シャクシャインの戦いが中世・17世紀。やや隔たりがあるもののトビニタイ文化の担い手とシベチャリ川(静内川)以東の部族集団がつながっていそう。
※ 「アイヌらしさ」はあくまでも便宜上。縄文人的だけでは説明つかないような点。道東以外のアイヌ文化をアイヌらしくないと言っているわけではない
静内川(シベチャリ川)の河原で野営。
人がわらわら集まって来て、
餅投げが始まった。
※ 後で調べたら「餅まき(ハルランナ)」という行事
参戦、バトル、
ナイフが落ちてるっ。
餅取り合った相手はシャクシャインみたいな人だった。
なんとか4個GET。
コッヘル付属の網が初めて役に立った。
野良ギツネ現る。
エキノコックスの話は聞いていたので、触れることなく追い返した。
※ エキノコックス症は寄生虫病
北海道のキタキツネなどに寄生
綺麗な沢の水でも煮沸してから飲んだほうがよい
本州でもちらほらと感染例が報告されている
三石
三石漁港
日高三石駅で休憩。
蓬莱山[公園]
鳧舞(けりまい)
三石海浜公園
道の駅みついし/みついし昆布温泉 蔵三
本桐
Aマート → JAみついし(www.jamitsuishi.com/)
静内までは海岸沿いを走っている実感はほとんどなかったが、三石あたりから海を眺める余裕が出てきた。
日高地方沿岸は昆布の産地。日高昆布。
別名三石昆布(みついし昆布)。
浦河~様似
浦河(うらかわ)
荻伏(おぎふし)
赤心社記念館
A・COOP(Aコープ) → JAひだか東(www.hidaka.or.jp/)
浦河町森林公園(井寒台)
浦河[市街]
日高地方の行政の中心。日高振興局(www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/)所在地。
浦河駅で休憩。
道中、たびたび道路標識で目にしてきた目標地点に到達。
ルピナスの丘
浦河神社
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▼ 浦河町HP(www.town.urakawa.hokkaido.jp/) … 町の写真ギャラリー 『太平洋とJR日高線』の写真拝借

幌別から十勝・広尾へ国道236号(天馬街道)。
ここも「牧場銀座」。浦河サラブレッドロード。
浦河町立郷土博物館/馬事資料館
優駿の門
浦河町乗馬公園
谷川牧場/シンザン像
優駿さくらロード
JRA日高育成牧場
オロマップ展望台
様似
鵜苫漁港
様似(さまに)海岸
親子岩
様似漁港
様似郷土館
エンルム岬
様似駅で休憩。
様似駅がかつて日高本線の終着駅だった。
今は観光案内所
鉄道が通っていると気軽に行ける(戻れる)という安心感がある。駅に人がいて(いない駅もあるが)店があって(ない駅もあるが)情報量も多いので安心感がある。
様似の先は店があるか分からなかったので、
A・COOPで食料多めに調達。
A・COOPは2017年閉店とのこと
様似の先、えりも町に店がある
浦河~様似はイチゴの一大産地。
日高の山々を眺めながら走る。
冬島/幌満(ほろまん)
日高耶馬渓
陸側に古道・様似山道。
アポイ岳
標高811m。
高山ではないが高山植物群落が見られる。
地質学的には(地殻の下の)マントルの岩石・カンラン岩(橄欖岩)が地表に露出しているところ。幌満カンラン岩体。国内数ヶ所。世界的にも珍しい。
アポイ岳ジオパークビジターセンター → アポイ岳ジオパーク(www.apoi-geopark.jp/)
アポイ岳までコースタイム約3時間
幌満峡
えりもへ---
その他 Link、
日高本線 鵡川~様似は廃線 →
2015年大雨で被災して不通。2016年復旧断念。2021年正式廃止。
日高地域広域公共バス(JR北海道バス、道南バス)(www.jrhokkaido.co.jp/hidakasen/)
高速・特急は予約制
苫小牧から浦河~様似まで特急とまも号(JR北海道バス)だと3時間前後、えりもまで3時間50分
日高自動車道
… 鵡川IC - 日高富川IC - 日高門別IC - 日高厚賀IC
無料区間。
静内へ延伸予定、建設中。
2025年秋、新冠まで開通予定。