2022年 サッカー(フットボール)W杯 その3 - 閉幕

LIFE

 前回の続き。
 負けちゃったけど。

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その3

 日本、スペインともにPK戦で敗戦。

 日本   1-1 クロアチア
 スペイン 0-0 モロッコ

 日本はまたしてもベスト8の壁を越えられなかった。

 でもベストテン。大した差じゃないさ……。

 夜中0時~3時。

 勝利願って最後のほうだけ。
 1-1で延長戦。
 前田選手が決めた1点だった(前半43分)。今大会大の功労者だから報われて良かった。ヒーローになり損ねたが。
 結果、ドロー(引き分け)。

 願望混じりの勝ち予想が多い中、勝てそうで、結局勝てなかった。
 ああしたらこうしたら……。
 でもPK戦に勝っていたら、きっとブラボー騒いでいたはずだし、
 PK戦の結果次第で、それまでの120分間の評価が変わるのも変。
 120分間の戦いで負けたわけじゃない。

 前回準優勝のクロアチアの目標はおそらく優勝。試合前から日本のこと警戒していたし、ドローに引きずり込むことのできるチーム。
 日本は前大会のベルギー戦もあと一歩のところまで追い詰めながら勝てなかったので、あれが足りないこれが足りない言いたくなるのも分からなくはないが、
 先制点は見事なものだし、今大会みな1失点。大会前の期待度・話題性考えたら上々。
 反省?。いいよ、そんなの。
 強いて言うならばPK戦で勝てれば良かった。

 運次第と言われがちなPK戦だが、PK戦はクロアチアのほうが強かった。
 試合後、経験の差と報じられていたが、そうならばPK戦は運次第とも言い切れない。
 90分、120分の間に決着つけなきゃいけないという論調が多いとPKに苦手意識持っているのかなと思ってしまうが、今後日本がベスト8よりもっと上を狙おうとした時、全試合勝って勝って勝ち上がるのは夢物語。クロアチアのように粘って粘って勝ち上がるのが現実的。
 仮にPK戦ではなく他の方法で決めましょう、といったところで、例えば試合内容をAI判定で決めるなどしたら、やっぱり強豪国が順当に勝ち進んでしまうだろうし、PK戦に関して日本は毛嫌いする側ではないように思う。

 ちょっと驚きはPK蹴る順番を立候補で決めていたという点。
 今回のキッカーを批判しているわけではないので誤解してもらっては困るが、
 立候補の場合、PKが下手で、かつ、オレオレ様がいたらアウトじゃん
と思った。
 まあ、サッカーに限ったことではないが。

 PKの準備・練習は必要。

 スペインの監督曰く『PKは宝くじではない』。
 最低1000本のPK練習がノルマ。

 そうそう、それそれ。

 って、スペイン、PK戦負けてるじゃん。
 1本目×、2本目×、3本目×。
 酷いと言われた日本より酷い!。
 こちらは監督がキッカー3人指名。

 苦手意識持っていると運に見離される
ということで……

 クロアチアのセクシー姉ちゃんは反則。

 <ラウンド16結果>
 勝ち      負け
 オランダ    アメリカ
 アルゼンチン  オーストラリア
 クロアチア   日本
 ブラジル    カンコク
 フランス    ポーランド
 イングランド  セネガル 
 モロッコ    スペイン
 ポルトガル   スイス

 決勝トーナメントの勝ち上がりは概ね順当。
 グループ・リーグ1位でベスト8に進めなかったのは日本だけ。勝てば次はブラジル戦だった。
 日本対カンコクの可能性も微かにあったが、ブラジルの壁は相変わらず厚かった。

 アルゼンチン メッシとポルトガル ロナウドの競演で終幕という展開も現実味帯びてきた。

 ポルトガルのベスト8は16年ぶり。

 モロッコはPK戦に勝って初のベスト8。

 日本もいずれはベスト8に行けると思う。
 が、またPK戦もあるだろう。その時は勝ち抜いてほしいな。

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追)カタール大会閉幕

 勝ち      負け
 <準々決勝>
 アルゼンチン  オランダ
 クロアチア   ブラジル
 フランス    イングランド
 モロッコ    ポルトガル
 <準決勝>
 アルゼンチン  クロアチア
 フランス    モロッコ

 優勝はアルゼンチン。
 MVPはメッシ。7ゴール。
 得点王のエムバペはMVP未遂。ハットトリックでも勝てないとか決勝は別次元の戦い。
 PK戦で明暗分かれすぎるのは(個人的に)なかなか消化できないが、どんなに攻撃力高くても結局はPK戦。

 アルゼンチンのVは36年ぶり。マラドーナ以来。

 追)FIFAのTwitterから。ブエノス・アイレス

 メッシ、エムバペ、ネイマールみな同じチーム。パリ・サンジェルマン PSG。今年7月来日。
 お金持ち。カタールからの投資。

 ポルトガルの勝ち上がりを見たかったが、
 モロッコがオドロッキーだった。
 ハリルホジッチ前監督がチーム強化して、予選突破して、解任、という前大会の日本と似た流れ。ただ、こちらはベスト4。

 クロアチアが3位。ブラジルにもPK戦で勝った。アルゼンチン戦はいつものユニフォームじゃなかった。
 振り返ってみるとクロアチア、モロッコ、ベルギー、カナダのグループも「死の組」だった。

 期待度高いと負けて、低いと勝つ、評論家泣かせのサムライ・ジャパン。悉く予想が外れて結果論のオンパレード。だから面白いんだろうけど、今後の目標はベスト8でなくベスト4にしましょう。
 ただ、その上は別次元の感。

 問題は次回2026年北米大会(カナダ、アメリカ、メキシコ)でフォーマットが大きく変わってしまう点。参加国が32チームから48チームに増えて、
 グループ・リーグ3試合 + トーナメント最大4試合が
 グループ・リーグ2試合 + トーナメント最大5試合になる見込み。
 最終決定ではないが、トーナメント2試合勝たないとベスト8に入れない。
 でもこのフォーマットだと、優勝したアルゼンチンは初戦でサウジ・アラビアに負けているので、早々脱落していた可能性もある。
 なので強豪国に有利か不利かは分からない。
 史上最高の大会と評しながら、次回大きく変えてしまうのはもっと分からないが、面白い大会だった。

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