優勝は南アフリカ
さすが日本をやぶっただけのことはある---。やぶられなければ---。
イングランドは開始3分足らずで怪我して交代したのが響いたか。HCも珍しくそわそわしていた。
 試合展開がちょっと日本 vs 南アフリカと重なって見えた。
 結局イングランドもノートライ。
 トライまで残り1mでもトライできなかった。
 後半、一時調子のりかけたけど南アフリカの守りが堅かった。
 南アフリカは改めてみるとタレント揃いで強かった。
 南アフリカにニュー・ジーランドが勝って
 ニュー・ジーランドにイングランドが勝って
 イングランドに南アフリカが勝った。
 負けはしたものの無敵に近いニュー・ジーランドがウツボで、イセエビがイングランド、タコが南アフリカ。
 三すくみ(実際は少し違うけど)の問題はタコ - イセエビ - ウツボの順で解決。
 準決勝、決勝みな熱い試合だった。
 ベスト4の壁は分厚かったが、体力も消耗してくるし、ファイナルの壁、優勝の壁と厚さが増す印象。
 アイルランドでさえ最高がベスト8。
 ウェールズがニュー・ジーランドに60年以上勝っていないとか
 相手が変わると違うチームに見えてくる不思議。
日本も次の大会(2023年、開催国はフランス)でベスト4とか「夢見る」のもいいけど(いつの間にか出場権獲得が当然みたいになっている)、組み合わせの運不運もあるし、あまりハードルを上げすぎずに応援するほうがいいのではあるまいか。
自国以外の試合でも見ていて面白いし、選手の知名度も上がったし、もともと昔ラグビー人気はあったわけだから一時的なブームで終わることはないだろう。
 『4年に一度じゃない。一生に一度だ』
 おっさんにとっては。
 今大会は大成功だから若い人はもう一度自国開催に立ち会うことができるだろう。2050年前後かな。
 トップリーグへ続く。
 2020年1月12日開幕。
自由視点映像システム
 大会中目にとまったのが自由視点映像システム。
 キヤノンのHP(global.canon/ja/technology/frontier18.html)に説明がある。
 2016年、サッカーJリーグで初めて使われた、とあるが、初めて見た(多分)。
 ・ スタジアムの周囲に高解像度カメラを設置して(約100台)いろいろな角度から「同じタイミングで」撮影。
 ・ 撮影した映像を3Dデータに変換。
 ・ 視点を自由に設定してレンダリング(描画) - 動画作成。
 今のところ作成までに時間を要するが、グラウンドでプレーしている選手と同じような目線で見れる。
 来年の五輪で多用されそう。
 横浜で行われた試合のみ
 キヤノンのスペシャルコンテンツのページ(global.canon/ja/event/rwc2019/special/)から見られる。

 
  
  
  
  

