気づいたらIMAXシアターにいました---
もののけ達だけー
「森林浴」
近年、大きなシアターでも過去の作品のリバイバル上映がある。
「もののけ姫 4Kデジタルリマスター」は、
10月24日からIMAXで上映。
11月7日から通常シアター拡大上映。2週間限定。
ラージフォーマットはDolby Cinemaでも上映。
4Kとか2Kは解像度。
映画 ラージフォーマット
通常より大型スクリーンのラージフォーマットは、
IMAX
Dolby Cinema
ScreenX
TCX
などいろいろある。
映像・音響最上級。
IMAX(アイマックス)は早くからあるのでラージフォーマットの代表。
IMAX社(カナダ)
天井までいっぱいの巨大スクリーン。
中央が湾曲している
前列より高い位置に座席がある(傾斜が急)。
前方の視界はみなスクリーンが占めるので、より深い没入感が得られる。
IMAXレーザーは、
・ 4Kレーザー投影システム
・ 12ch(チャンネル)サラウンド
Dolby Cinema(ドルビーシネマ)は、立体音響で早くから知られるDolby社(アメリカ)のラージフォーマット。
Dolby Atmos ・・・ 最先端の立体音響
と
Dolby Vision ・・・ 映像
で
Dolby Cinema。
TCXはTOHOシネマズの大型スクリーン。
独自のプレミアムサウンドでプレミアムシアター。
TCX × Dolby Atmosの組み合わせもある。
ScreenXは3面スクリーン。正面スクリーンの左右にもスクリーンがある。
ScreenX、4DXは、CJグループ(カンコク)などの開発。
4DXとかMX4Dは体感型シアター。
MX4DはMadiaMation社(アメリカ)
座席が揺れたり、風・水(ミスト)・香りなどが出てくる。一種のアトラクション。
3Dメガネで見る3D映画(立体映画)は現在下火。
もののけ姫
もののけ姫は1997年上映。
宮崎駿監督・久石譲音楽。歴史的大ヒット。
それまでの興行収入1位はE.T.。邦画1位は南極物語だった。
28年前はもたもたしているうちに見終えた人の話が次々と舞い込んで、王蟲(オーム)に始まって巨神兵で終わるとか、見る前から和風ナウシカのイメージが出来上がってしまったが、
確かにアシタカがアスベルで(同じ声優)、エボシ御前はクシャナを思い起こさせた。
もちろん物語は全然違う。
ついでながら1997年、もののけ姫の後、特大ヒットしたのがタイタニック。
▼ 28年前に買ったパンフレット

サンと山犬モロ。モロはサンの「母さん」(300)。
サンの左横は電話のメモ書きでぐじゃぐじゃ書かれてしまったのを一所懸命消した跡。
パンフの最後のページは忌野清志郎さん。
物語の時代設定は室町時代。
シシ神の森のモデルは屋久島(鹿児島)。
アシタカの村のモデルは白神山地(青森、秋田)。
昨今クマが暴れて、メガソーラーなどの話題も目立つので、いろいろ書きたいところだが……
もっと奥深い根源部分の対立が描かれている。
クマは被り物で出てくるのみ。
山犬(≒ニホンオオカミ)は明治時代に駆除されて絶滅した。
人間なんか大っ嫌いだ

きらいだーキック
たたら ・ たたり ・ たたる …… ととろ
好きなシーンはコダマだらけの森とシシ神(の日中の姿)に戻るディダラボッチ。

モロの家(洞窟)から眺める森も良いです。
アシタカ --- 共に生きることはできる
モロ --- フハハハ
会話があまり噛み合ってないのが良いです。
正面から突進。『それがイノシシの誇りだからね』

エボシの腕をがぶりするモロのシーンがよく見えなかった。動体視力の衰え。軽くショック。
タタラ場の衆だいぶ減ったようにみえた。
みなエボシを慕っているけどキケンな人。
共に生きよう --- ▲
住み分けながら共に生きる --- ○
もののけ達だけー
「アシタカ
記(せっき)」
不朽の名作。

