グラフを描画 -まとめ-

ICT

 ※ これまでのまとめ
   および
   追加

 グラフの種類
 ・ 折れ線グラフ
 ・ 棒グラフ
 ・ 円グラフ
 ・
 ・
 ・

 当ページは折れ線グラフ。

 データファイルの形式
 ・ .csv
   カンマ区切りファイル
 ・ .xls、.xlsx
 ・ .xml
 ・ .json
 ・
 ・
 ・

 点や線の描画より軸・ラベル、凡例(はんれい)の描画のほうが面倒。

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Excelなど

 グラフの描画はMicrosoft Excelで挿入 - グラフが一番簡単。
 LibreOffice CalcもExcelとほぼ同じ。

 一例としてクマ(熊)による被害のデータ。環境省HPから値入力 ⇒ データファイル kumahigai2025-ex.csv。
  ※ こちらに保存。詳細データは大元へ

 データ範囲の指定。
 上図の青色部分は$B$2:$D$19だが、
 折れ線で描画するデータは$C$2:$D$19の範囲。
  $C$2:$C$19と$D$2:$D$19
 $B$2:$B$19は項目軸(X軸)ラベルに使用。
 [データ]系列で指定。
  =’kumahigai2025-ex’!$B$2:$B$19
  LibreOffice Calcの場合、「範囲」に
  $’kumahigai2025-ex’.$B$2:$B$19

 タイトルとラベル入力。LibreOffice Calcの場合、グラフ要素。
 X軸のラベル:年度
 Y軸のラベル:被害人数[人]

 あとは線を変えたり、点を変えたり、データラベルを表示したり……。  

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R言語

 R言語の導入については、以前簡潔にまとめた。

plot

  •  用意したデータファイル kumahigai2025.csvをread.csv()で読み込む。
     ※ データファイルは上のkumahigai2025-ex.csvとほぼ同じ。列の並び替え、列名、文字コードが違う
data <- read.csv("kumahigai2025.csv",header=T)

  1行目が列名の場合、header=Tをつける。つけないと1行目もデータ扱いになって不具合が生じる。

  •  plot()で描画。
plot(data[,2],data[,3],type="l",lwd=2,col="orange",ylim=c(0,250),xlab="年度",ylab="被害人数[人]")

  2列目(nendo2)と3列目(higai)の折れ線。
  R言語は2が2列目。他の言語だと0から始まるので3列目。
  type="l"をつけないと点プロット。線で結ばれない。
  lwdは線の太さ。
  colで色を指定。
  ylim=c(0,250)はY軸の範囲。指定しないと範囲が自動設定され、Y=0~50が描画されない。
  xlabylabでX軸、Y軸のラベルを付け替え。
   nendo2を年度、higaiを被害人数[人]

  •  points()で、データを重ね合わせ。
points(data[,2],data[,5],type="l",lwd=2,col="blue")

  5列目(tohoku)の折れ線(青色)追加。

 あとは凡例や細かな点いろいろ……。

 下は以前書いたページ。日付表示に苦戦した。

ggplot2

 ggplot2パッケージを使う場合、
 ggplot2パッケージをインストール。

  •  ggplot2パッケージを有効化
library(ggplot2)
  •  用意したデータファイル kumahigai2025-2.csvをread.csv()で読み込む。
     データの加工が必要。1列に並べる。
     以下加工後のイメージ。
data <- read.csv("kumahigai2025-2.csv",header=T)
  •  折れ線グラフ + 点々で描画。kumaのところは任意。
     colour=zenkokuで色分け。
kuma <- ggplot(data,aes(nendo2,higai,colour=zenkoku))
kuma <- kuma + geom_line(size=1) + geom_point()
kuma <- kuma + labs(x="年度", y="被害人数[人]", colour="地域")
kuma <- kuma + scale_x_continuous(breaks = seq(2008,2025,by=2))
kuma

 scale_x_continuousの行は、2008年度から2025年度まで2年ごとの目盛。
 最後にkumaで描画。

「2025 10月末まで」は付け足し

 下は以前書いたページ。

Python

 Pythonの場合

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